空の色ににている② 昔の恋文 9/3 07:07 UP
1つの疑問は
いつも何かの始まりを予言していた
それは昨日と違う自分の発見だったり
夢につながるインスピレーションだったりする
その頃僕は15で
回答の出ない疑問を蓄積するばかりだった
彼女と
出会ったのは図書館だった
野々宮まな
図書係の彼女は、2つ、学年が上で僕が借りる本に、僕の選ぶ本のカードに必ずと言っていいほど
記されていた
違うんだ…
好きなんじゃなくて、もっと…
もっと…
指先まであったまるような
こんな不思議に優しい思い…
なんて言ったらいい?
あの人は
僕と同じものを見
僕と同じものを求め
僕と同じ感動を続けてきたのかもしれない
高校1年生の僕は陸上部で国体を目指していた
部活だけでなく、朝も夜も走った。
学校帰りに空を見上げた
彼女の色だ
空色の青
空の色に似ている




























