色艶 11/29 12:47 UP
晩秋を歌った 小倉百人一首です
千早ぶる 神代もきかず 龍田川
からくれなゐに 水くくるとは
舞い落ちる 紅葉を乗せて 鮮やかな 唐紅
絞り染めに 川がなっている様子を
詠んだ句です
あなたへの 燃えさかるような想いが
激しい水の流れを 真っ赤に
くくり染め上げてしまうほど
今でもあなたを愛しています
この歌には このような激しい 情念にも似た 恋心を込めたと
捉えることも 出来るのです
在原業平は 稀代の プレイボーイだったとか？
平安時代 スマホも SNSもない時代
愛を伝える 雅やかな 百人一首
晩秋の夜長に 色めいたはお話は
錦秋の彩-irodori-のように トキメます
日ごとに 寒さが増してきました
みなさま
温かくして お過ごしくださいませ
では、また
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